パニック障害は「保険適応疾患」? [保険適応疾患について]

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パニック障害やパニック症候群は、「保険適応疾患」なのか?
というお話です。


日本の保険制度は何だかんだと文句を言われていますが、
実は世界的に見れば非常に優れた制度です。


ご存知の方も多いと思いますが、アメリカには日本の様に
国が管理する医療保険制度はありません。


何故無いかと言えば健康保険制度に慣れた日本人には信じられない
かも知れませんが、国による医療保険制度にアメリカ市民の多くが
反対するからです。


アメリカでは医療保険は個人で民間の保険会社が提供する医療保険
に加入します。

ですからはっきり言って保険料の払えない人は例えガンで死にそう
になっていても、病院へ行くことは出来ません。


保険が無ければ目の玉が飛び出る様な料金を請求されるからです。


そんなお金が払える位ならちゃんと保険に入っていますね。


ただ保険に入っていない人についても地元の行政機関に問い合わせ
れば、治療を受けられる施設を紹介してもらえます。


これはケガや内臓疾患だけでなく、不安障害などの様な心の病の場
合でも同じです。


アメリカでは貧しい人が見殺しにされているわけではありません。


日本の場合は、パニック症候群やその他の心の病はおおむね
「保険適応疾患」になっていますので、治療や薬にかかる費用は
ほとんど保険でカバー出来ます。


ですからパニック障害の症候が現れたら、まずは保険証を持って
病院へ行きましょう。


注意点としては、薬物療法、認知行動療法、運動療法などは
保険適用らしいのですが、心理療法が保険適応が確立されて
いないらしいので、確認が必要です。


病院と個人のメンタルクリニックなどでは、治療によって
保険適応に違いがある場合もあるらしいので、まず確認を
して診察を受けるようにしましょう。


因みに、保険適応されていない場合の心理療法については
10分あたり1,000円前後かかるというクリニックもあります。


もちろん治るのなら、お金の問題じゃないという意見も
あるでしょうが、パニック障害の治療については長期に
渡る場合も少なくありませんので、できるだけ負担が
少ない方法を選択したいものです。


自宅で、自分で行うパニック障害改善法もありますので、
よろしければ参考にご覧ください。

⇒現役精神科医によるパニック障害克服プログラム

⇒身体からアプローチするパニック障害克服プログラム









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パニック障害を改善・克服【パニック症候群の治療法】

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