パニック障害を克服する正しい知識とは？

パニック障害やパニック症候群について、ご存知でしょうか？



パニック障害は、パニック・ディスオーダー（panic disorder）
とも呼ばれ、panic disorder からPDと略記される場合もあります。



パニック障害は、まだはっきりした患者数は分かっていませんが、
パニック障害自体は世界的に見れば特に珍しいものではなく、
アメリカではパニック障害の患者は人口の3％程度と言われています。



日本では認知されてきたのは最近ですが、１００人に１人は
パニック障害にかかったことがあるとも言われていて、
昨今では、そう珍しい病気ではなくなっています。



また、女性の方がかかりやすいと言われており、実際の患者数も
男性の約2 倍いるとされています。



パニック障害は、文字通りパニック状態（パニック発作）に陥る
という症状が代表的です。



わかりやすく言えば、パニック障害ではない方でも、不意に
思いがけない事態が起きたりすると、一時的にパニックに
なることがありますね。



ところが、思いがけない事態が起きたわけでなく、原因もないのに
パニック状態に陥るのが、パニック障害の特徴です。



わかりやすく言えば、現実には起きるはずがないようなことを　

“起きたらどうしよう”

“起きるかもしれない”　

という根拠のない恐怖心が襲い掛かることで、実際には
危険などは迫っていないにもかかわらず、身体や心が
非常事態ととらえてしまうことで反応します。



パニック障害の恐怖心には、「対人恐怖」「広場恐怖」
というものがあります。


「対人恐怖」は、文字通り「人と接するのが怖い」
「動機や息切れ、めまいがする」などの症状が現れる
一種の拒絶反応、不安症状です。


「広場恐怖」とは、広い場所を指すというよりも、
人が大勢集まる公共の場所という意味合いが強く、
電車やバスの混雑や、本人がその場から逃げ出す事が
難しいと思い込んでしまうような閉鎖された空間で
感じることが多いという特徴があります。



さて、様々な症状のあるパニック障害ですが、原因や症状
そして治療法～克服法などについて書いていきますので
宜しくお願いいたします。



ありがとうございました。

タグ：パニック障害 対人恐怖 広場恐怖 パニック発作 パニック状態 パニック症候群 パニック・ディスオーダー panic disorder