恐怖症の併発について [恐怖症]
パニック障害と併発することが多い恐怖症についてです。
【恐怖症】
不安障害やパニック障害の適切な治療をしないと、「恐怖症」
を併発することもあります。
恐怖症はもともと不安障害の中にあるひとつの障害ですが、
この恐怖症が特定の場面や状況下でより強く現れる様になります。
例えば暗い夜道などは歩けなくなる「暗所恐怖症」や、
女性の場合だと男性の近くにいるのが耐えられない「男性恐怖症」、
狭い所が我慢出来ない「閉所恐怖症」、高い所には昇れない
「高所恐怖症」などになります。
この様な恐怖症になるとある特定の場面や状況下で突然
パニック状態になり本人にはコントロール不能になりますので、
日常生活やビジネスにも悪い影響が出て来ます。
恐怖症は適切に治療されないと、不安が増幅して症状は
悪化するばかりです。
当然日常生活にも影響が出ます。
パニック障害の、代表的症状である「対人恐怖」や「広場恐怖」も
恐怖症の一種ですが、それだけでなくあらゆる場面が、恐怖と化す
ので、とても危険な症状と言えます。
重篤化しないうちに、やはり早期治療が必要です。