全般性不安障害(GAD)について [全般性不安障害]


全般性不安障害(GAD)というのは、様々なことが気になって
しようが無い、ところが何故不安なのかよく分からないという、
漠然とした不安と緊張感が常に続く精神的な症状です。


これといった特定の物事や人物などが原因となって起きる不安
ではなく、いつも物事の悪い面ばかりを考えて、仕事や健康、
お金の問題など様々なマイナス面や不安を考え出すと、
心配でどうしようもなくなるという症状です。


何でもない日常生活の中でさえ、原因不明の不安を
感じてしまいます。


普通の人から見れば、どうでもいいようなこと
(取り越し苦労)のようなことまで真剣に悩み、
おびえるのです。


例えばちょっとお腹が痛くなると

「これは、もしかすると胃癌かもしれない?」とか、

子供の帰りが少し遅いと

「どこかで事件や事故に巻き込まれているのではないか?」

などと、意味も無く不安がどんどん湧き出して来るのです。


たいして重要でないような物事にも、不安な気持ちを止める
ことが出来なくなります。


周りの人の姿や声、音などにも異常なくらい敏感になるので
リラックスすることが出来ずに、何にも集中出来なくなります。


布団に入って眠ろうとしても、あれこれと考えていると
なかなか眠れず、その結果気分よく、朝起きられないのです。


こういう症状が少なくとも半年以上続く場合には、
全般性不安障害(GAD)の疑いが濃厚です。


全般性不安障害(GAD)は、以前は不安神経症と言われていた
のですが、1980 年にアメリカの精神医学会によってパニック障害
全般性不安障害に分けられました。


分類の基準は突然発作が起きるのがパニック障害、
いつ症状が始まったのか自分でもよく分からないのが
全般性不安障害とされています。







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