予期不安・広場恐怖に有効な認知行動治療 [メンタル日記]


パニック障害の治療で大切なことは、
パニック発作を怖がらないようにすることです。


いつ発作が起こるのではないかと心配しすぎたり、
発作が起こった時に慌てたりすると状態は悪くなって
しまいますから、まず落ち着くことが大切です。


とはいっても、それができないからパニック障害は
病気なわけですが、心(心理的)な要素というのは
パニック障害患者にとってとても意味があります。


例えばパニック障害の治療において、認知行動治療や
支持治療などの心理療法は大変有効だといわれています。


認知行動治療は、認知治療と行動治療を組み合わせた
心理療法で、患者さんが避けている場所に出向いたり、
避けている状況を試したりして少しずつ成功体験を
積み重ねていくもので(エキスポージャー療法)
医師の指導の下行います。



【認知行動治療の利点】

1,治療期間が比較的短時間である

2,治療率が高い

3,再発率が他の治療法に比べて低い

4,病気がよく理解でき、治療への積極的な取り組みが生まれる


認知行動療法の目的は、患者さんをとりまく生活状況と
身体感覚がパニック発作とどのように関連しているかを学び、
発作をセルフ・コントロールすることができるようにすることです。


認知行動治療は有効性が証明されていますが、わが国での普及は
まだ十分とは言えず、今後の普及が望まれている治療法です。


⇒認知行動療法とは?









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パニック障害を改善・克服【パニック症候群の治療法】

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