不安障害の引き金となるものとは? [不安障害の原因]



不安障害とは、いったいどんな原因で起きる症状なのか
についてお話します。



不安というのは本来外部からの脅威に対する正常な反応です。



人間の脳は外部からの脅威を認識すると、それに対して逃げるか
反撃するかなどの対応を素早く判断します。



それと同時に逃げるにせよ戦うにせよ、これから必要とするで
あろうところの大きなエネルギーに対応する為、血流が増え
筋肉が緊張するなど体に急激な変化が現れて来ます。



心臓の鼓動が早くなったり、いわゆる武者震いがする
といった様な状態です。



しかしこの様な不安とそれに対する体の反応は、全て恐怖心から
来るものであり、それは誰にでもある正常なものです。



それに対して特に外部からの脅威がある状況でもないのに、
突然不安がこみ上げて来てどうしようも無くなる人がいます。



つまり第三者的に見れば不安や恐怖が起きそうな状況では無いのに、
本人だけは何故か突発的に不安や恐怖を覚えるのです。



しかもそれが頻繁に起きる様になると、これはとても体の正常な
反応とは言えません。



すぐに医師の診察を受けることをお勧めしますが、医師はおそらく
不安障害の診断を下すでしょう。



では何故この様な不安障害が起きるのでしょうか?




実はこれこそが不安障害の引き金となるもの、又は直接不安に
つながる原因であると決定づけるものはなにひとつとして無いのです。



何かきっかけがあるはずだと思われるかもしれませんが、
これと言ったきっかけはありません。



不安障害は何のきっかけもなく、急に起こってしまうことが
あるのです。



普通に歩道を歩いていたり、公園でベンチに腰掛けていたり、
レストランで食事をしている時でも突然不安感が襲って来て
制御し切れなくなることもあります。



何が原因か全く不明で、全てはその人の意識によるものとしか
言い様が無いのです。



つまり不安の原因は全てその人の心の中でベールに包まれていて、
外部からはうかがい知ることが出来ないのが現状です。




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